物語のはじまり
島の暮らしに「心地よい関係性」を発見。名づけて《物々交換関係》。例えば、お隣のHさんからは「たまねぎ」をもらい、漁師のMさんからは「おさかな」を頂き、移住者のSさんからは「ふきの佃煮」を賜る。頂戴する一方だと心苦しいので、私どもで採れるものは・・・と考え、年1回収穫する「おこめ」を皆様方に笑納して頂いております。義務でも、権利でもない、「お裾分け精神」が織り成す人間関係。ここが半泊村の物語の始まり。
SATOYAMA市民を目指し、五島列島(福江島)に移住。島での暮らしを通じて、都会生活で見失った“大切なもの”を思い出しています。新しき自分自身のために綴る『風のつぶやき』。 意識の冒険談として記録いたします。