2009年6月9日火曜日

《風の旅籠で・・・》 その20

日本をではなく・・・
「自分自身」を今一度洗濯いたしたく申し候(坂本竜馬)・・・と呟きたくなるような半泊の海。私は透き通った穏やかな海の前に立ち、「和」を為す遺伝子が目覚めたようです。まずは、自分自身との和合。上辺の自分と本当の自分との融合を目指します。何故、そんな思いに至ったか・・・って?遥かなる昔、私が今の私ではなかった時、この浜辺に連なる田ノ浦瀬戸で風待ちする遣唐使船での思い出かもしれません。