三井楽の沖に立ちて
日本の最西端の島・福江島に三井楽という地があり、遣唐使の最終停泊地としての史実あり。ここから海を臨み、中国大陸や朝鮮半島の存在を想う。この風景を見て、China&Korea&Japanの絆や繋がりを感じない人はいない。遥か遠い昔に大陸から来た人も、半島を渡った人も、そしてこの島で交流を深めて人々もこの沖に立ち、何か「赤い糸」を見ていたハズ。今、この岬に立つ自分は、21世紀に生きる今の存在としての「自分」だけではないかもしれない。記憶の蘇り?!
SATOYAMA市民を目指し、五島列島(福江島)に移住。島での暮らしを通じて、都会生活で見失った“大切なもの”を思い出しています。新しき自分自身のために綴る『風のつぶやき』。 意識の冒険談として記録いたします。