2009年6月26日金曜日

《風の旅籠で・・・》 その27

内なる平和から・・・
日本でも世界でも、歴史には善悪、真偽、美醜、裏表の物語が編集されている。どの歴史にも「支配者階級の作為」が含まれており、為政者は臭い処にフタをしたがる。人間一人ひとりにおいても同じだ。誰でも心の内に「光」と「闇」を抱いている。人は上辺で「天使の顔」をつくり、内面に「悪魔の爪」を隠す。この自己矛盾を認め、留意し、解消することなくして、私の内なる平和はやって来ることはない。